ハヌマンラングール(Semnopithecus entellus)は、動物界脊索動物門哺乳綱サル目(霊長目)オナガザル科に分類されるサル。インド、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ、中華人民共和国、ネパールに分布する。
体長オス51-78cm、メス41-68cm。尾長69-108cm。体重オス8-20kg、メス5-17kg。メスよりもオスの方が大型になる。体形は細長い。全身は灰褐色の体毛で覆われる。顔や四肢の甲では黒い皮膚が露出している。四肢は細長い。
低地から標高3500mまでの森林等に生息する。樹上にも登るが、主に地上棲。1頭もしくは少数のオスと、数十頭のメスや幼獣からなる中規模な群れを形成し生活する。若いオスのみで群れを形成することもある。樹上での生活において長い尾は役立つが、地上での移動する際は邪魔なため尾を上げて移動する。
食性は植物食で、木の若葉、樹皮、果実、レンズ豆・唐辛子などの種子等を食べる。
大きさ:13.3×10.1×10.1cm
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