アウストラロピテクスのルーシーは、1974年11月24日にエチオピア北東部ハダール村付近で発見された318万年前の化石人骨である。アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の中で最初期に発見されたものの一つとして、また、全身の約40%にあたる骨がまとまって見つかったという資料上の貴重さから、広く知られている。
ルーシー自身の年齢については、骨の状態から推測されている。その骨の特徴は成長を終えたものであることを示しているが、それほど高齢になっていなかったことを示している。発見者であるジョハンソンは25歳から30歳くらいと推測し、獣による襲撃の跡がないことから、病気か水難事故によって水のある場所で死に、死後すぐに泥に埋もれたとしていた。
ルーシーの最も印象的な特質のひとつは、外反足である。このことは、彼女が普通に二足歩行をしていたことを示している。
サイズ:26.5×12.7×14.0cm
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