霊長目・アフリカヌスは、霊長目ドリオピテクス科に属するアフリカヌス、ニャンゼ、マジョールの3種の一亜型、絶滅した化石霊長類とされる。いずれも東アフリカの中新世中期初頭の地層からから化石が発見されており、3種とも外見上の尾を持たないという共通点が見られ、現在では人類とチンパンジーの共通の祖先と考えられている。
アフリカヌスの身長は70cm程度、体重10Kg程度で、チンパンジーよりやや小さい。樹上生活をしていたとされる。現生及び化石の類人猿や古人類に特徴的な形質である眼窩上隆起は無く、また下顎骨の内側(舌側面)には、やはり類人猿や初期人類では普通に見られる隆起が無い。
サイズ:12.7×7.6×8.9 cm
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