ド迫力のセイウチの牙をお届けします!
セイウチは、哺乳綱ネコ目(食肉目)セイウチ科セイウチ属に分類される鰭脚類。北極圏の沿岸地帯および氷縁部に生息する。冬季でもポリニヤで生息する。
体長270-360 cm。体重500-1,200 kg。皮膚には体毛が無いものの、厚い脂肪で覆われ寒冷地での生活に適応している。口の周りには堅い髭が密集する。この髭は海底で獲物を探す際に役立つ。雌雄共に上顎の犬歯(牙)が発達し、オスは100cmにも達する。この牙はオス同士の闘争に用いる。セイウチの牙は急所を突けばホッキョクグマの四肢や内臓に大損傷を与え得る威力とサイズを持つが、ホッキョクグマの爪や牙では成体セイウチの分厚い脂肪に阻まれ致命傷を与える事は難しいとされる。
食性は動物食で、貝類等の軟体動物、甲殻類等を食べる。またワモンアザラシの幼獣を捕食する場合もある。
大きさ:66.0×27.9×20.3cm
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